コスプレと職質
コスプレをすると職質を受ける。若い女の子がやっているときは、よいがちょっとおっさんかかってきた人が、微妙なクオリティーのコスプレをするとその可能性はいっきにあがると思う。それは、あやしい感じがいっきにあがるということなのでしょう。最近でも、ウルトラマンやドラえもんののび太くんのコスプレをしたら、職質をされたと話題にあがっていました。ウルトラマンは、3分以上職質したら危険なんだぞ。といってもそこは通じるわけではなく、、、
ところで、そもそもコスプレってどういう意味なんでしょうか。私の中のイメージでは、コスプレ=変装たとえば、アムロの格好をしている人くらいのイメージでの意味理解になっています。ですので、コスプレって何って聞かれたほら、アムロとかの格好して、よく公園とかに集まって人達のことだよって説明するでしょう。
そんなコスプレを言葉で理解してみようと思います。コスプレはコスチューム・プレイを語源とする和製英語です。仮装の意味です。狭い意味では、アニメなどの登場人物のキャラクターに扮する行為を指します。多くのコスプレサイトで、コスプレを英語表記する際、語源を意識してCosplayと記述したため、綴りとしてはCosplayが用いられる事が多いようです。これはそのまま英語圏にも逆輸出され、英語圏においてもCosplayで通用するようになりました。英語って寛容だなと思います。
またコスプレ行為を行う人の事をコスプレイヤー (Cosplayer) と呼びます。愛好者内の俗称ではレイヤーと略して呼ばれているようです。アニメ、漫画、ゲーム、歌手等の愛好者が、気に入ったキャラクターの着ている衣装を真似て作った服を着て、そのキャラクターになりきることです。またはその格好のことです。それらのジャンルの愛好者や同人サークルが集まるコミックマーケット(コミケ)等を始めとする各種イベントで多く見ることができます。最近はそのクオリティーがどんどん上がってきていて、もはやキャラクターフィギュアさながら、もしくは等身大フィギュアそのものなんじゃないかと思えるほどです。世界中のコスプレイヤーが集まる世界大会も愛知県名古屋市で開催されるなど、ただのオタク文化では片付けられないほどにコスプレワールドは広がっています。
コスプレは、いつごろ始まったのか?
日本では、SF大会で始まったと言われています。1960年代の末頃のことです。アメリカでは、20世紀初頭にSFイベントで出現したようです。そして、コミックマーケットを初めとする同人誌即売会で、売り子さんが自分のサークルの宣伝などで着始めるようになりました。この頃の傾向は、ロック系に代表されるグラムやフリルドレス、ナチスの制服が多く、次いでマンガのキャラクターでした。その後アニメブームを経て、ゲームというように、メディアが増えるに従って、その対象も広がっていったようです。それにしても、日本の方がコスプレは後発なのにcosplayという単語を作ってしまうとは、なかなかやりますね。